自己分析をしたことはありますか?
面接対策にもなるし、自分の強みや適性を再確認できます。
動物園の面接試験の過去問に目を通した人はご存知かもしれませんが、「あなたの強みはなんですか?」と聞かれることがあります。
そこで今回は、自己分析をする過程で『強み』を導き出す方法についてお伝えします。
自己分析をするならマインドマップがお勧め
(例)架空設定
マインドマップは大きなテーマをさらに細分化して作成していくものです。
頭に思い浮かんだ内容を入力していき、視覚的にも理解がしやすいため自己分析の方法としてオススメ!
どんな内容から始めてもOKです。
自分の好きなこと、人生の転機、一番の思い出・・など
一つ書き始めると不思議なことにどんどん次の項目へ進んでいきます。
私自身も頭の中を整理したい時や何かを始め出した時に利用しています。
あとは手書きで思っていることをノートに殴り書きでも良いですね!
自分の強みをきれいに文章化しなくてもいい
最も重要なのは、思いついた内容をそのまま書き出すことです。
マインドマップの例を見ていただくとわかるのですが、とにかく記憶を遡ってその時に感じた感情や経験をそのままかいています。
誰かが見るわけでもないので自分の世界にどっぷり浸かってください( ̄▽ ̄)
気をつけて欲しいこと
頭の中でまとめた強み(ワード)を先に書いてしまうと、理由が後付けのようになってしまい最も肝心な背景の内容が薄くなることがあります。
例えば
【私の強み】
- 感受性が豊か・・植物や花を見ることが好き
- プラス思考・・何事もプラスに捉える
- 切り替え上手・・失敗を引きずらない
可もなく不可もなくシンプルにまとまっている印象です。
それでも問題ないのですが、もし無理矢理感を感じたら
自身の過去を振り返って自己分析をしてみましょう。
マインドマップを使用例にしますが、
下記のように強みを導き出すのは最後でOKです!
きれいにまとめるのは最後
自己分析をしていくなかで、「私ってこんなに色々な経験を通して色々な学びを得てきたんだ」と気づくと思います。
忘れていた自分だけの経験を思い出します。
たくさん遡ったあとは、結論→理由→具体例→結論
この順でまとめてみてください。
結論→理由→具体例→結論の例文
【結論】感受性が豊か
【理由】町を歩いていると、袋小路や道端に生えた植物に自然と目がいく
【具体例】学校に通っている関係で、都内を歩くことが多い。歩く先だけをみていても面白みに欠けるので、通りすがりに袋小路をみる。そこには猫が潜んでいたり、使われなくなった道具が放置してある。
また、道端に生えた植物を見て生命力に驚かされる時がある。コンクリートの隙間から、根を張り花を咲かせる姿には力強さを感じて胸がいっぱいになる。
【結論】一つの風景から、多くの考えを巡らせることができる感性を持っている。
この文章の作成法は、自己分析に限らず志望動機や好きな動物種など様々な内容で活用できます。
必ずこの流れで物事を伝えなければならないというわけでもないので、自分が最も伝えやすい方法でいきましょう!
動物園の面接試験官「あなたの強みは?」
面接にて「あなたの強みはなんですか?」と聞かれた際
まずは、結論から答えましょう。
「なぜそう思うのですか?」とか聞いてくれると思うので
残りの【理由→具体例→結論】を答えましょう!
自分を理解していて、相手にわかりやすく内容を伝えられる人は惹かれるものがあります。
”魅力的”というやつでしょうか٩( ‘ω’ )و
長所・短所・自己PRなども自己分析を通して自分だけの内容を伝えられるようにしていきましょう!
まとめ
- 面接対策の一つに自己分析も含まれる
- 過去の経験を可視化(文字に起こす)して、そこから強みを導き出す
- マインドマップがオススメ!
- 強みがわかったらまとめてみよう
結論→理由→具体例→結論 - 結論〜の流れは、強みだけでなく短所や志望動機など様々な内容で活用できる
短所の場合、最後はプラスで終わるようにしてみてください。
「私は面倒くさがりです。」
「私は面倒くさがりな一面がありますが、同時に効率の良い方法を見出しています。」
みたいな!
最後に
なぜ飼育員になりたいのか?
正直これに関して説明することが難しいと感じることありませんか?
いやいや私には明確な理由がある!という人ももちろんいます。
その反対で、なぜかは分からないけど具体的な理由を説明できないかもしれない。という人もいると思います。
後者の人に伝えたいのは、
「動物がすきだから」これに尽きるからです。
??ってなるかもしれない笑↑
そこで課題!好きにも色々理由がありますよね。その答えは自身の過去にあります!
経験を通して何を感じ、どう考えたのか
ちょっと過去を冒険してみてください(๑・̑◡・̑๑)
飼育員になりたい理由をすぐに答えられないというのは、悪いことではありません。
感情が先に反応していて、論理的な部分に気づいていないだけ。かもしれません。
時には家族や友人、恋人などに「ちょっと聞いて!」と言ってみましょう。
自分の考えを声に出すと、私ってこんなこと考えてたんだ!という瞬間に出会えるかも。
自分の”なぜ”を導く方法は、意外と無限にあります。
私に話してくれても良いですよっ(それは嫌か笑)
ファイトです!
今日の一冊『飼育係のものがたり』
本には学校で教わらない知識や経験談などが詰まっているので、教養の範囲を広げることができます。
たまに、読まないと!って使命感に駆られて内容が頭に入ってこないなんてこともあるので、本当に読みたい本を手にとってみてください。
本を手にしたからといって、全て読破する必要はありません。読みたいと感じた部分だけでも良いのです。
読書のハードルを下げていきましょう!
『京都市動物園 飼育係のものがたり』著者:高橋鉄雄さん
京都市動物園の飼育係として45年務めていた高橋さんの経験が詰まっている本となっています。
京都市動物園といえば、上野動物園の次(日本で二番目)に古い施設。2015年にリニューアルが完成しましたね。
歴史ある動物園で45年もの歳月を飼育に注いできた高橋さんの飼育経験を垣間見る一冊ではないでしょうか(๑・̑◡・̑๑)
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