こんにちは。
2020年12月高知県に位置する『のいち動物公園』に行ってきました!
動物施設単体に絞って記事を書くことってあまりないのですが、良い意味で印象的な動物園だったので、簡単ですが感想程度の内容をお届けしたいと思います。
いつもなら動物施設に行った際は展示やキャプションの写真を撮っているのですが、のいちに限っては見るのに集中しすぎて全く撮らなかったんです!
わずかな写真と文章でお伝えすることになりますが、一読していただけたら嬉しいです。
のいち動物公園の概要
〜のいち動物公園〜
- 高知県香南市に位置
- 開園年月日 平成3年11月3日
- のいちzooのテーマ『人も動物もいきいきと』
- 106種1,292点(令和2年3月31日時点)
- 公益財団法人高知県のいち動物公園協会が指定管理者
のいち動物公園HPはコチラ
印象的な動物公園ゲート
動物公園ゲートに着いてまず思ったのは「バックが山!!景観最高!」
お山バック動物園はわりとよくありますが、ゲートのデザインがより景観の見栄えを後押ししているように感じました。
入り口から良い気持ちでしたね。
写真の山てっぺんにあるお城が気になって気になってしょうがなかったです笑
展示構成
写真は、ジャングルミュージアムという屋内展示場です。
カピバラ・メガネカイマン・ウンピョウ・マレーグマ・ビントロングの各展示場にてスコールのタイムスケジュールが組まれているようです。
カピバラ・カイマンに関しては、霧が発生するタイムスケジュールも組まれています。
動物の状態・状況でお休みすることもあるので、HPをチェック✴︎
私は時間が合わず見られなかったので、YouTubeで検索して見ました。
スコール・霧によって具体的にどんな変化があったのか?
というのをちょっと調べてみたのですが、専門的なことに関しては情報収集できませんでした( ・∇・)知っている方、ぜひ教えてください!
ビントロングについてよく知らないのですが、こうやって眠るんですねw
さすが樹上性です。
屋内展示場は特にデザイン性を感じました。
デザイン性のニュアンス的に景観重視ではなく、考えて構成されている です。
植物、擬岩、水回り、止まり木などなど
基本どの動物施設でも、エンリッチメントと呼ばれる工夫を施しています。
今や一般人の私だから言えちゃうことなのですが、ただ遊具が置いてあるのと考えて遊具を置いているの違いは見て感じ取ります。
(ただ置くのも刺激があって決して悪いことではないと思うので、どちらも肯定派です)
のいちの展示はどれも、やみくもに設置した形跡を感じさせませんでした。
後は、展示場の敷地が広かったですね。
これは完全に人間から見た感想なので、動物たちがどう感じどう活かしているかはわかりませんが、目を惹く展示でした。
『動物も人もいきいきと』
写真を撮らなかったこと、悔やまれる・・。
カワウソ展示
全体写真がっっ!
ないのです(>_>)写真はユーラシアカワウソです☆
ユーラシアカワウソ・コツメカワウソ・ツメナシカワウソをいっぺんに見渡せる展示でした。
カワウソはいつもチャカチャカ動いているので、見てて飽きませんね。
3種類のカワウソが暮らしているので、身体的な差や鳴き方など生態の比較をするにはベストでした。
一通り種別差を認識した後は、個体紹介のキャプションを読みながら彼らの様子をじーっと見ていました。
「確かに、彼はよく主張するしよく鳴くなぁ」と、面白かった。
普段カワウソをじっくり見ることがなかったので、新鮮でしたっ
展示場のイメージだけでも笑
左から、ユーラシア・コツメ・ツメナシです。
のいち動物公園は口コミ評価が高い
のいちについて調べてみるとトリップアドバイザーで集計された日本の動物園・水族館ランキング1位だったようですね。(2019年)
びっくり〜!
※トリップアドバイザー:旅行に関する口コミや価格比較などの情報を掲載したサイト
口コミには、「手入れが行き届いていて、草花も動物も活き活きとして見えました」「評判通り、地元に愛されているのも納得」などなど
私もそう思います!
口コミ引用:高知新聞
動物園を周り終えた後
初めて訪れる動物施設の場合は、園内の雰囲気を見ます。
何度も訪れる動物施設の場合は、時間をかけて見たい動物を何種か決めて行きます。
のいち動物公園の場合は、初めて訪れる動物園だったので全体的な雰囲気を感じ取れたら良いなと思って行きました。
実際に園内を周り終えた後
動物、展示場、園内の雰囲気など総合的に覚えていました。
なんでもすぐに忘れるので、珍しいなぁと自分自身驚き豆の木
全体的に記憶に残る動物施設って実はかなり限られていませんか?
記憶に残るから、口コミでの評価も高いのでしょうか。
動物種は多くなくていい
のいちzooを周りきった後に、なぜ施設の全体像を忘れなかったのか自分なりに考えました。
- 展示種数が多すぎない
- 展示場の間隔が程よく空いている
→次の展示場へ行くまでの間、前に見ていた動物の話し・考察ができる - 見やすい展示構成
→檻・柵を設けない展示
→観察しやすかったです
自然豊かな園内も素敵でした。
営利的要素を考えると
動物の種数は多い方がいいのかもしれませんが・・
限られた空間に対して動物をギチギチに展示するよりは
種数は少ないけども、ゆとりある展示構成の方が個人的には好きです。
ま!ま!
間違いなく言えるのは、琴線に触れたものが記憶に残り、思い出の伝播が始まるかなって!
拡散の原理ですね。
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